久しぶりにブログを更新します。
気がつけば、約1年近く更新が止まっていました。
家事や育児に追われ、なかなかレイクスについてじっくり考えたり、文章を書いたりする時間が取れなかったのが正直なところです。
それでも、滋賀レイクスの情報はずっと追い続けていました。
そして今回、久しぶりにブログを書こうと思った理由があります。
それは、
「今季の滋賀レイクス、かなり面白いロスターになったんじゃないか?」
と感じたからです。
今オフのレイクスは、単純に有名選手を集めたわけではありません。
一人ひとりの選手を見ていくと、ある程度一貫した「チーム作りの意図」が見えてきます。
今回は、2026-27シーズンの滋賀レイクスが、なぜこのロスターを作ったのかを考えてみたいと思います。
■ まずは今季のロスターを整理
現時点で発表されている主な選手は、
外国籍
・ザック・オーガスト
・ライアン・クリーナー
・ゼイビア・スニード
日本人・アジア枠
・游艾喆
・岩下准平
・岡田泰希
・西田陽成
・野本大智
・田原隆徳
・江原信太朗
・須藤タイレル拓
・駒水大雅ジャック
・駒沢颯
という顔ぶれです。
昨季から継続する選手を軸にしながら、今オフは須藤タイレル拓、駒水大雅ジャック、駒沢颯、そしてゼイビア・スニードなどを加えました。
一見すると、ガードの人数が多いようにも感じます。
そして、個人的に一番気になったのが、
「日本人ビッグマンを獲得しなかった」
という点でした。
今オフはシェーファー・アヴィ幸樹、川真田紘也、加藤ダニエルなど、日本人ビッグマンが次々と移籍先を決めていきました。
「レイクスも日本人ビッグマンを獲得するのでは?」
と予想していたブースターも多かったのではないでしょうか。
僕自身もその一人でした。
しかし、最終的にレイクスが選んだ方向は少し違いました。
■ GMが掲げた補強ポイント
今回のロスターを考えるうえで、非常に重要なのがGMのコメントです。
今オフ、レイクスは補強ポイントとして、
「ハンドラー」
「リバウンド強化」
「得点力向上」
を挙げていました。
この3つを頭に入れて今季の補強を見ると、かなり納得できます。
まずハンドラー。
ボールを運び、ゲームを作れる選手を増やすことで、特定の選手に負担が集中することを避けられます。
そしてリバウンド。
ここは単純に「センターを獲得すればいい」という話ではありません。
大型ウイングやガードが積極的にリバウンドへ参加することで、チーム全体としてリバウンドを強化することもできます。
そして得点力。
ここで大きな意味を持つのが、
ゼイビア・スニードの獲得
ではないでしょうか。
■ スニード獲得でロスターの意味が変わった
スニードの加入は、今季のレイクスを考えるうえで非常に大きなポイントだと思います。
スニードは単純な「シューター」ではありません。
自らボールを持って攻撃を作ることができ、サイズもあり、身体能力も高い。
さらに守備面でも期待できる選手です。
つまり、
得点・ハンドリング・リバウンド・ディフェンス
を一人である程度カバーできるタイプです。
GMが掲げた補強ポイントのうち、複数を同時に埋めることができる選手と言ってもいいでしょう。
これによって、レイクスのロスターは「ガードが多い」という見方から、
「複数ポジションをこなせる選手を多く揃えたロスター」
と見ることもできます。
■ 日本人ビッグマンを獲得しなかった理由
ここは今季のレイクスを語るうえで、一番面白いポイントだと思っています。
一般的に考えれば、外国籍のオーガスト、クリーナーを支える日本人ビッグマンが一人いると、ロスターとしては安心感があります。
ところがレイクスは、そこに大きな補強を入れませんでした。
これは、
「日本人ビッグマンが市場にいなかったから仕方なく」
という可能性もあります。
ただ、僕はそれだけではないと思っています。
今季のレイクスは、明らかにサイズと運動能力を重視しているように感じます。
須藤タイレル拓。
駒水大雅ジャック。
そしてゼイビア・スニード。
このあたりの選手を並べてみると、従来のように「ポジションごとに役割を固定する」のではなく、
大きくて、走れて、守れて、複数ポジションをこなせる選手
を増やそうとしているように見えます。
これは現代バスケットボールの流れにも合っています。
■ 「誰が何番を守るか」より「誰と組み合わせるか」
今季のレイクスは、従来以上にラインナップの組み合わせが重要になるのではないでしょうか。
例えば、
オーガスト+クリーナー
という外国籍ビッグを中心にしながら、
スニード
須藤
駒水
などのサイズのある選手を組み合わせる。
そうすれば、日本人センターがいなくても、チーム全体でリバウンドを取りに行くことができます。
もちろん、日本人ビッグマンがいないことによる不安はあります。
特に相手が大型センターを起用してきた場合、ファウルトラブルなどが起きればインサイドが苦しくなる可能性があります。
ここは今季のレイクスが抱える最大のリスクの一つでしょう。
しかし、それ以上に、
「機動力で相手を上回る」
というメリットもあります。
■ CS進出を本気で狙っている
今季のレイクスは、単純に「若手を育てるシーズン」ではないと思っています。
クラブは明確にCS進出を狙うという姿勢を示しています。
そのためには、特定のスター選手だけに依存するのではなく、
誰かが欠けても戦えるロスター
を作る必要があります。
その意味でも、複数ポジションを守れる選手を揃えたことには意味があります。
例えばスニードが得点面で苦しんだとしても、守備やリバウンドで貢献できる。
須藤がシュートで苦しんでも、サイズやディフェンスでチームを助ける。
駒水が成長してローテーションに定着すれば、さらにチームの選択肢が増える。
こうした「一芸だけではない選手」を揃えたことが、今季のレイクスの特徴ではないでしょうか。
■ では、今季のレイクスは何位を狙える?
ここは開幕してみないと分かりません。
ましてや今シーズンは新しいBプレミアの幕開け。簡単ではないでしょう。
戦力を大幅にアップさせたチームも多く、CS進出を目指すには毎試合の積み重ねが必要になります。
ただ、
「CSを目指す」と言えるだけの土台は作った。
僕はそう感じています。
特に重要になるのが、
スニードがどれだけBリーグにフィットするか。
そして、
オーガストとクリーナーがどれだけ安定してインサイドを支えられるか。
さらに、
日本人選手がどれだけリバウンドに絡めるか。
この3点が大きなポイントになるでしょう。
■ 今季のレイクスは「完成形」ではない
そして、もう一つ注目したいのがクラブ全体の成長です。
レイクスはこれから、Bプレミアという新しいステージを迎えます。
さらに売上高20億円以上を目指し、トップパートナーとしてダイフクとの契約も発表されました。
これは単なるスポンサー契約ではありません。
クラブの経営規模そのものが大きくなろうとしている証拠です。
そう考えると、2026-27シーズンは、
「CSに挑戦するシーズン」であると同時に、「さらに大きなクラブになるための土台を作るシーズン」
なのかもしれません。
■ まとめ
今季の滋賀レイクスのロスターを見ていると、
「日本人ビッグマンがいない」
という部分だけを見ると不安になります。
しかし、全体を見渡すと、
ハンドラーを増やす。
サイズを増やす。
運動能力を上げる。
複数ポジションを守れる選手を増やす。
得点力を上げる。
という明確な方向性が見えてきます。
そして、その象徴とも言えるのがゼイビア・スニードの獲得です。
今季のレイクスがどこまで勝てるのか。
正直、現時点ではまだ分かりません。
でも、久しぶりにレイクスについて記事を書いてみて、
「これはかなり楽しみなシーズンになりそうだ」
と改めて感じました。
CS進出という目標を本当に達成できるのか。
そして、その先にあるBプレミア時代にレイクスはどこまで成長できるのか。
2026-27シーズン。
滋賀レイクスの新しい挑戦が始まります。
今季は久しぶりに、ブログでもレイクスを追いかけていきたいと思います。